投資で利益を出したら確定申告を忘れずに!

確定申告

所得を得ると所得税を支払う必要があり、源泉徴収されない限りは自分で確定申告をしなくてはいけません。
株や投資信託の投資に関しては、証券会社での口座の作り方によって手続きが異なります。
NISAは非課税口座になるので、特に手続きは必要ありません。
特定口座の源泉徴収ありで口座を作っているときは、税金の計算を証券会社がすべて自動的に行ってくれます。
この時も基本的には何もしなくても納税まで行えています。
しかし、特定口座の源泉徴収なしや一般口座だと、税金の手続きは一切行われていないので、自分で所得税関係の手続きをしなければいけません。

まずは、一つの証券口座において利益が出ているのかどうかを確認します。
この時に、利益が出ているものもあれば損が出た取引もあります。
これらは損益通算と呼ばれる手続きが可能で、利益から損を引けます。
利益が出たからと言って、常に税負担があるわけではありません。
利益の総額から損の総額を引いて、プラスになったときには税負担が必要になるため、口座によっては確定申告を行います。

株や投資信託においては、分離課税と呼ばれる仕組みで課税されます。
給与所得などは総合課税になりますが、それとは分離してこちらだけで単独で課税が行われます。
給与のプラスとこちらのマイナスの通算はできず、逆にこちらのプラスと総合所得のマイナスの通算もできません。
それぞれ別で計算されて、税率もかけられます。
総合課税は超過累進課税の仕組みなので、課税所得によって税率が異なります。

一方、こちらは一律の税率が決められていて、約20パーセントの税率をかけて計算をします。
複数の証券会社で投資をしているときも、基本的には同じような手続きを行います。
申告が不要な特定口座の源泉徴収ありでも、利益のある口座と損のある口座がある時には申告をした方がいいとされます。
それらの損益を通算できるからです。
期間が定められているので、その間に行わないと確定申告が行えなくなります。

確定申告に漏れがあった場合はどうすれば良い?

会社員の所得税は、通常は源泉徴収と年末調整で終えられます。
しかし、投資信託への投資をしている時でも、特定口座の源泉徴収ありなら特に何もする必要はありません。
ただ、それ以外の口座を持っていたり、副業で一定の利益が得られているときには確定申告が必要になるので注意が必要です。
その前年の確定申告は、翌年の2月中旬から3月中旬までに行う必要があり、遅れないように書類を提出しなければいけません。

インターネットから申告ができる方法もあるので、会社員など忙しい人はそちらを利用しても良いでしょう。
もし書類に不備があったときには対処が可能かですが、し直しができるので行います。
税務署の方がから指摘があるケースもあるでしょうが、あとで整理をしていて提出を忘れているものが出てきたり、利益を追加したり、損を追加したりしたいときがあります。
期限は3月の中旬までになっていますが、修正はそれ以降でも行えるので、気が付いたときに行う方が良いでしょう。
投資信託と副業ではそれぞれ所得の項目が異なるので、提出するものが異なっていたり所得の項目が異なったりします。

FXは投資のように感じますが、株とは異なる項目で計算をしないといけないので間違えやすいかもしれません。
こちらにも注意をして手続きをします。
手続きが漏れたために払うべき税金が少なくなっている時、修正をすれば差額の支払いが必要になります。
単に差額を支払えばいいわけではなく、加算税と呼ばれる別の支払いが発生します。
税務調査前に行うと過少申告加算税はかかりません。手続きが遅れた時には、無申告加算税がかかる可能性があります。

修正をしたときには、納期限が修正をした日になるので、追加で納めるお金を準備しておく必要があります。
遅れて納付するとなると延滞税としての税金がかかるので、そちらの対処が必要になります。